>2017年01月25日

今から約30年前に、あの有名な「TOP GUN」が封切られ大ブームとなりました。

映画の内容は青春映画に航空アクションが加わった感じで、イケメン俳優で売り出し中だったトムクルーズをトップスターの座に押し上げるきっかけになりましたが、我々マニアからしてみれば、この映画の真の主役は、主人公の搭乗するF-14トムキャットは勿論の事、教官の操るA-4スカイホークや、敵役を演じたF-5タイガーで、スクリーンを所狭しと飛び回る姿に感動したものでした。
この映画の影響でファイターパイロットに憧れ、空自の航空学生を目指した方も多かったらしく、封切りの前年に比べて航空学生の倍率が跳ね上がったと聞いております。

そんなトップガンが公開される6年前に「ファイナルカウントダウン」という映画が有った事は、今の若い方は余り知らないかも知れませんね。

内容は、空母ニミッツが真珠湾攻撃前にタイムスリップするというSF映画で、私も高校生の時に劇場やTV放送で数回見ておりますが、当時 話題となった零戦とトムキャットの空中戦だけが記憶として残っているだけでした・・・

先日 約25年ぶりに見る機会が有りましたが、この映画に登場する航空機の殆どが、既に引退しているという事実に改めて時代の流れを感じながらも、”スカル&クロスボーン”で有名なVF-84のF-14Aを筆頭に、VA-86のA-7EやVA-35のA-6E等々、ハイビジ塗装に身を纏った往年の名機達のd姿に今更ながら感動してしまいました。

出演は”カーク・ダグラス” ”マーティン・シーン” ”キャサリン・ロス”等で、荒唐無稽な内容ながらも、これら俳優陣の好演に加え、先に紹介した「TOPGUN」同様、米海軍全面協力の下で撮影されただけに、空母でのシーンや空撮等の映像は大変素晴らしく、現在の目で見ても何ら遜色有りません、機会が有ったら是非 見て頂きたい作品です。

てな訳で、本日紹介するのは岩国フレンドシップデーで撮影したVF-154のF-14A


U.S.NAVY VF-154 F-14A ”NF/112”
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トムキャットの魅力に憑りつかれたマニアは決して少なく無いと思いますが、私の場合 殆ど撮影チャンスに恵まれなかっただけに初めて実機を見た時の感動は・・・・

因みに「ファイナルカウントダウン」は現在GYAOにて配信中(2/3まで)


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