>5月6日
仕事に余裕が出来たので、久し振りにブログの更新を!と思ったけれど、宮崎も梅雨に入って天候不良が続いており私も出撃していないのでネタが無い(涙)

何をネタにしようかと思っていたら、昨日の夜に息子が食い入る様に「科捜研の女」を見ていたので、私もついつい最後まで見てしまいました(笑)
主演の沢口靖子もデビュー作「平成ゴジラ」(だったっけ?)の頃とは雰囲気が全く違って「良い役者になったな~」と思いつつ見ていたら、ある文字に釘付けになってしまいました!

そうです、主人公達が所属する「SRI」の文字に昔の記憶が蘇ってきました・・・・

昭和50年以降に生まれた方には、あまり知る人はいないと思いますが、その昔「怪奇大作戦」なる番組があって、当時 幼稚園に通っていた私も(怖い物見たさ)で布団を被って見ておりました。

第一次ホラーブームとでも言うのでしょうか、「ゲゲゲの鬼太郎」「河童の三平」「妖怪人間ベム」等も確かこの頃の作品だった様に記憶してます。

この「怪奇大作戦」はウルトラシリーズを世に送り出した「円谷プロ」の作品で、それまで培ってきた特撮のノウハウを生かして挑んだ異色の作品でした、毎回一話終了で放送時間30分でしたが、ストーリーの中に詰め込まれた人間ドラマは今のTVドラマ以上の奥深さがあり、いまだに熱烈なファンがいるのも納得出来る作品です。

勿論、私もその中の1人で、友人がレーザーディスク(DVDでは無い!)の発売時に購入した物を全てダビングしてもらい、大切に保管しております
特に第24話の「狂鬼人間」が諸事情により欠番になる前の発売だったので第1話~最終回まで全て見ることが出来るのは本当に有り難い事だと思います。

さて、そんな「怪奇大作戦」と「科捜研の女」に何の繋がりが?と思われる方がいらっしゃると思いますが、いずれの作品も主人公達の所属している部署(団体?)が「SRI」なんです!
前者の内容は「不可解な怪奇事件を科学捜査専門の「SRI」が科学と人間の頭脳で解決していく」ってなストーリーなんですが、当時のホラーブームと絡めて「暗闇を飛ぶ生首・人間を溶かす蛾・殺人人形」等々、まだ幼かった私には本当に怖い番組でした。

中には解決できなかった事件や「京都買います」「呪いの壺」の様に到底 子供番組とは思えない内容の名作もあり、今見ても「怪奇大作戦」は傑作と言えるでしょう!

そんな訳で、早速 息子に「殺人回路」と「美女と花粉」を見せてみましたが、古臭いファッションや黒電話・パトカー等に失笑しつつも「結構面白い!」と喜んでおりました、でも「これって子供番組だったんよ!」と説明すると「ウソ~!」とビックリしておりました。

確かに、物語の随所で時代の古さを感じますが、今世界で起こっている犯罪は「怪奇大作戦」の世界と非常に似ている様な気がするのは私だけ? まさに時代を先取りした番組だったのかな?と今更ながらに感じております。

次回はスーパーマリオネーションの傑作「キャプテンスカーレット」について語ってみようかな?
今回は「SRI」ネタだったので、次回はS繋がりで「SPV」こと追跡戦闘車ネタで・・・・ ちょっと強引かな(汗)