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>3月6日
今日は鹿屋へ行く予定だったけれど、風邪で熱があるみたいで朝から寝てました。
明日は予定通りに鹿屋出撃を敢行できれば…?

さて、今日は恐らく銀塩フィルムの最高峰と言えるコダックの「テクニカルパン」について語ってみたいと思います。
自分がこのフィルムを使うキッカケになったのは、今も熊本で活動されてらっしゃる師匠の影響でしょうね~。
今では私も師匠もデジカメユーザーと変わってしまい、たまに御会いしても「何だかんだ言ってもテックパンの頃は大変だったね~!でも写真がバッチリ決まった時の優越感と感動は…」等とテックパン談義に花が咲く事もしばしば!
師と知り合うまではモノクロフィルムと言えば何処でも手に入る「ネオパンSS」をメインで使っていたのだけれど、初めて師の撮ったマルヨンの写真を見たときの衝撃は言葉では言い表せなかったと思う!
銀色の機体の外板の質感・コントラストは高めながらシャドー部分の存在感・そして何よりも他のフィルムには見られない解像度の高さ!まさに飛行機の写真用に作られたフィルムと思ってしまいました!こいつは是が非でも物にしなければと思いカメラ屋さんに直行!
しかし無い…フィルムが売ってない!店員に聞いても名前すら知らない?
何軒か回ってやっとテックパンの存在を知る店員に遭遇、メーカーに問い合わせて貰い「最低6本単位で取り寄せになります…」と言われ渋々注文するも、その価格がへたなリバーサルフィルム並み!それでも師のような写真を物に出来るならと思い、6日後に届いたフィルムの説明書に目を通すと???ISO感度も25~使用目的に合わせて(赤外線撮影にも対応)決定の様な内容で、現像液も一般撮影用途では専用の「テクニドール」を使用との事??「これは手に負えん!」と師に問い合わせてみたら「ISO-100」で撮影し現像はテクニドールを必ず使用すること!と御教授を受け、目安となる現像時間も教えて頂きました!でも今思えば現像データーについては秘密にしている方が多く、師も何度も失敗しやっと「これだ!」と言える現像データーを知ったわけで、何の苦労も無しにデーターを入手した私は本当にラッキーだったと今でも思います。
とりあえず、全ての準備が整い、いよいよ新田原へ出撃!! この続きは次回のお楽しみ!